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街の鉄蓋
  都会の道路はマンホールの蓋や小蓋だらけだ!
  その12 使途不明の鉄蓋


 「謎の鉄蓋」の例については別項(こちらを参照)で採り上げたところであるが、今度はおおよその所属は推定できるものの、その役割、機能に関して全く表示がない、「使途不明の鉄蓋」である。
 しばしば見かけるのは、都の関係する建物付近の紋章部分がのっぺらぼうとなった鉄蓋である。
 また、国道の歩道で見かける建設省、国土交通省の鉄蓋は、ほとんどが属性に関する表示がなくて迷惑しているところで、管理する立場でも何かと不便があるのではと心配になるほどである。その例についてもここ採り上げる。 【2021.9】
 


   ここで使途不明の鉄蓋を採り上げても、わからないものはわからない訳で、どうしようもないが、後日手がかりがあれば追記することとしたい。   
     
 
紋なしT字模様角型鉄蓋
区の出先機関付近の歩道で見られたもの。こうした地紋の蓋を使うところを見ると、通信系の蓋か? 
紋なしT字模様角型鉄蓋 
同じく区の出先機関付近の歩道で見られたもの。
   
 
紋なし角型鉄蓋・亀甲模様
国道の歩道で見られたもの。 
区立公園の小型鉄蓋
完全にのっぺらぼうである。 
   
紋なし親子蓋
区の施設敷地内で見られたもので、親蓋、子蓋とも亀甲紋で、紋章はない。公益事業では見られない蓋である。建物用の大型の汚水枡か? 
紋なし親子蓋
都営住宅付近の歩道で見られたもの。親蓋は小紋、子蓋は東京市型模様の無紋章で、下水道局の親子蓋とも全く異なっている。これも建物用の大型の汚水枡か? 
   
全面L字模様親子蓋
区の施設付近で見られたもので、施設の汚水枡か? 
東京都紋6穴コンクリート蓋
都営住宅付近で見られたもので、このタイプの蓋は下水道局では一般に使わない。住宅の雨水枡か? 
   
紋なし鉄蓋・東京市型地紋 
都営住宅付近の歩道で見られたもの。これも施設用の汚水枡の可能性を感じる。
紋なし鉄蓋・東京市型地紋
区立公園付近の歩道で見られたもの。 
   
 紋なし鉄蓋・東京市型地紋
都道の歩道で見られたもの。
東京都紋鉄蓋・東京市型地紋
都営アパート付近の歩道で見られたもの。堂々たる都紋章があり、都建設局の雨水枡であろうか? 
   
東京都紋鉄蓋 
東京都シンボルマーク鉄蓋 
表示がないが、都の共同溝であろうか?
   
東京都シンボルマーク鉄蓋 
車道で見られた大型鉄蓋である。
これも共同溝以外は考えにくい。
旧下水道局マーク鉄蓋
しばしば見るが、種別表記がない。 

 
 
サクラマーク鉄蓋・東京市型地紋
文部科学省前の歩道で見られたもの。下水道局の下水マンホールであるが、種別表記がない。ガス抜き孔が塞がれているから、汚水枡か?。 
サクラマーク鉄蓋・東京市型地紋
都営アパート付近の歩道で見られたもの。 
前出と同型で、ガス抜き孔が開いており、雨水枡か?
   
東京都紋6穴コンクリート蓋
交通局のアパート前の歩道で見られたもの。
建設省6穴コンクリート蓋 
警視庁のアパート前の歩道で見られたもの。
   
新宿区鉄蓋 
新宿区の紋章入りで、第一機材の製品である。
建設省鉄蓋 
小型の鉄蓋である。
   
建設省鉄蓋 
国道の歩道で見られたもので、土井製作所の製品ある。
建設省鉄蓋 
   
国土交通省鉄蓋 
管理記号らしきものが見られる
国土交通省鉄蓋 
国道の中央分離帯で見られたものである。
   
国土交通省鉄蓋 
第一機材の製品である。
国土交通省鉄蓋 
北勢工業の小型蓋である。
   
国土交通省鉄蓋・耐スリップ型 
管理記号らしきものが見られる。
国土交通省鉄蓋 
   
旧首都高速道路公団鉄蓋
名称が変わった後も種別表記がないが、聞くところによると雨水枡や電気系ケーブル等の点検用マンホールであることが多いとのことである。 
同左シンボルマーク 
このマークは橋脚のある道路の連続ラーメン構造をイメージしたものという。
   
旧首都高速道路公団鉄蓋 
これは雨水枡の雰囲気がある。写真の向きが正しくないため、ラッキーセブンになってしまっている。
首都高速道路株式会社鉄蓋
 
   
前同シンボルマーク
会社ではこのマークを「トライアングルストリーム」と呼んでいるが、講釈は興味がないので省略する。 
東京メトロ鉄蓋
地下鉄の鉄蓋はしばしば目にするが、これが何なのかは一般に知られていない。 
   
   
東京都建設局の鉄蓋
東京第二建設事務所のフェンス越しの敷地内の鉄蓋で、中心に都シンボルマーク、上下に「建設局 設備」とある。何にしても設備には違いないが、何なのかは不明な奇妙な表示の鉄蓋である。