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キンモクセイの雄花 1
2個の雄しべの葯はまだ裂開していない。 |
キンモクセイの雄花 2
わずかながら3個の雄しべをもつ花も見られた。モクセイ属樹種全体では、まれに雄しべが4個ある(中国植物誌、改訂版日本の野生植物) という。 |
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キンモクセイの雄花 3
葯が裂開して、花粉を出している状態である。
2個の雄しべの間に、小さな退化した雌しべが見える。 |
キンモクセイの雄花 4
手前側の2個の花冠裂片と1個の雄しべを取り除いた状態である。小さな退化雌しべと、不規則に裂けた萼が確認できる。雄しべの花糸はごく短く、短い花筒の上半部につく。 |
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キンモクセイの雄花 5
花冠を下方から見た状態である。APG原色牧野植物大図鑑では、「キンモクセイの萼は4裂」としているが、これを見てもよくわからない。 |
キンモクセイの雄花の萼と退化雌しべ
萼と退化雌しべが見やすいように、花冠とこれに付着した雄しべを取り除いた状態である。多数の花でチェックしてみたが、萼が4裂しているようには見えない。 |
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キンモクセイの雄花の雄しべ 1
花粉放出前の状態である。左右に黄色の花粉が弧状に透けて見え、半葯の形態がよくわかる。 |
キンモクセイの雄花の雄しべ 2
花粉を出した雄しべを上方から見た様子である。黄色の花粉を空しくたっぷり出している。 |
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キンモクセイの雄花の雄しべ 3
花粉を出した雄しべを向軸面から見た様子である。 |
キンモクセイの雄花の雄しべ 4
花粉を出した雄しべを背軸面から見た様子である。
茶褐色の小さな付着物が何なのかは不明。 |