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木あそび
 
  木のネームプレート その1
             


 木のネームプレートに筆で手書きしたものは情緒があっていいものであるが、最近はセキュリティの関係から、顔写真入りのIDカードが一般化してしまった。JRのスイカのように入り口でピッ!である。しかも身近では見るに耐える筆字を書ける人口も減ったようにも感じる。しかし、プリンターで透明シールにプリントすれば体裁の整った木のネームプレートの作成が可能である。ラベルライターならなお簡単で、艶消しの透明テープも販売されている。もちろん、裏側には安全ピンと一体になったクリップを接着して準備完了である。【2008.1】 


ツゲ

 緻密な材の優等生。樹皮をわざと残してみた。レーザー彫刻すればきれいに仕上がりそうであるが、個人では無理である。
 
サンショウ

 サンショウの木は「すりこぎ」で知られたが、今では一般家庭ではなかなか見られなくなった。樹皮に凸凹があって、輪切りにすると樹皮が不規則なかたちに表れておもしろい。
マユミ

 マユミやツリバナを北海道ではエリマキと呼んでいる。材が白くて緻密であるため、小物の木彫用素材として多用される。アイヌ民族も食器材料に利用したという。【2009.3追加】
ヒメシャラ

 材は淡褐色であるが、ツルッとした特徴のある樹皮が、斜めに切ることで正面からも見える。